ニコニコ技術部 京都勉強会に行ってきた

3月21日(土)にニコニコ技術部勉強会@京都(N:KM)が開催されました。詳細やタイムテーブル等はニコ技Wikiを見てね。

ちなみにニコ技勉強会は初参加でした。今回はなんと133人も集まったそうです。過去最大なのかな?私も見学Onlyで覗いてみました。暇な大学生も多いかな〜と思ってたら、年齢層が高くてびっくり。でも高専生など若い人もたくさんいました。

昼から参加したので、残念ながら午前の発表(尻P、超電磁P)は見れませんでした。展示を一通り見て回りましたが、やはり「あの楽器」が多いですね。iPod touchを利用したものや、赤外LED+カメラで画像処理したもの、圧力センサなど色んなアプローチがあって面白いですね。実際に触らせてもらえたのが良かったです。「手で触れてみると新しいアイデアが湧いてくるぜ!」とミクミンPも発表で言ってましたが、まったくその通りで、改良点なども整理しやすくなりますね。

あの楽器

幾つか触ってみた感想ですが、狙った音程を出すのがちょっと難しい気がしますね。センサの感度の問題もまだあるのでしょうか。ま、世の中にはテルミン大人の科学付録のアナログシンセSX-150を演奏できる人がいるぐらいだから、練習すれば弾けるようになるでしょう。機能を付けるとしたらKORGkaossilatorみたいにスケール選択ができたり、アルペジエータが使えたりすると良いんじゃないかと思います。(でもこれだとkaossilator用あの楽器型筺体を作った方が早そう^^;)。そういえば会場でkaossilatorを持ってきてる人がいましたねー。やっぱりみんなデジタルモノが好きなんだな。

あとまだ左手部分は開発が進んでないみたいなので、左手が勿体ないですね。。鍵盤が弾ける人なら右手で演奏して、左手は音色などのコントロールでいいと思います。一方で、弦楽器から入った人間としては*1、右手はあまり使えないので左手を有効活用できるといいなあという感じです。左手側のボタンなりリボンコントローラで音程を扱い、右手のタッチ位置で音色、移弦、発音タイミングが制御できるとか。指弾き、ピック、アルコといった右手の感覚を受け継いだインターフェースなんて考え付かないけれど。kaossilatortenori-onのような存在になると面白いな。

展示

Liveパフォーマンスも面白くて、もっと時間をとってじっくり見たいなーと思いました。akimiさんのあの楽器ピアニカもなかなかのものでしたよ。めっちゃ緊張されてたましたけど。

若い人の展示で、エレキベースでラジコンカーを操作するというものが面白かったですねー。車のかわりに照明をいじれば、まんまあの楽器ですよね。

最後に

「あの楽器」登場から時間がたっているため、iPod touch用のouiLeadに見られるようにソフト系は既に完成の域に到達しているためか、ソフト系の展示が少なかったので残念でした。ARな楽器を見たかったよ〜;;ARToolkit+HandyARなんて近未来っぽくてかっこいいと思うんだけど。だれか作ってくれないかなっ

最後に、N:KMという場を設けてくださった幹事の方、親切に解説してくださった展示の皆さん、ありがとうございました。

*1:私がそうなんですけど…